自分のお葬式で流したいお別れソング
誰しもが一度は「自分のお葬式で流すならこの曲がいいな……」と考えたことがあるのではないでしょうか?
大好きなアーティストの曲だったり、感銘を受けた楽曲だったりとそれはさまざまだと思います。
そして身近な人の人生最後のお見送りのシーンをこの曲で送ってあげたい、という思いもあることでしょう。
こちらではそんな葬送曲のような、人生を振り返ったり生きてきたことへの感謝の気持を伝えるような「自分の葬儀で流したい曲」を集めてみました。
一般的に人気の高い楽曲を集めてみました。
もくじ
自分のお葬式で流したいお別れソング
ハナミズキ一青窈
映画『ハナミズキ』の主題歌をはじめ、CMやドラマなど数々のタイアップを持つ、女性シンガー・一青窈さんの5作目のシングル曲。
2001年に発生したアメリカ同時多発テロ事件をきっかけに生まれた反戦歌で、カラオケにおいては平成でもっとも歌われた楽曲として幅広い層のリスナーに知られているナンバーです。
大切な人の恒久的な幸せを願った歌詞は、お葬式においても故人からのメッセージとして多くの参列者の心に響くのではないでしょうか。
お世話になった人たちへの気持ちを代弁してくれる、ピースフルなナンバーです。
(星野貴史)
ありがとういきものがかり
路上ライブ活動をへてメジャーデビューを果たし、デビュー以降のシングルA面曲すべてにタイアップがついていることでも知られている2人組バンド・いきものがかりの18作目のシングル曲。
NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の主題歌として書き下ろされた楽曲で、いきものがかりの代表曲の一つです。
誰もがわかるシンプルな言葉を使った感謝の歌詞は、残された人から故人へ、故人から残された人へのメッセージとも取れるのではないでしょうか。
お葬式という新たな旅立ちを華やかに彩ってくれる、ポジティブな気持ちを持たせてくれるナンバーです。
(星野貴史)
涙そうそう夏川りみ
中学生時代に出場した『長崎歌謡祭』において史上最年少でグランプリを獲得し、人を癒やす力があると称される歌声で数々の名曲を歌ってきたシンガー・夏川りみさんの3作目のシングル曲。
もともとは森山良子さんの楽曲で、夏川りみさんがカバーして以降さまざまなアーティストによるカバーが発表されました。
大切な人との記憶を振り返る歌詞は、旅立つ人も残された人も涙なしでは聴けないですよね。
悲しさや寂しさも含めて個人との思い出を胸に焼き付けてくれる、お葬式をしっとりと彩ってくれるナンバーです。
(星野貴史)
花の匂いMr.Children
数多くの名曲を世に送り出し、現在も後進のアーティストたちに多大な影響を与え続けている4人組ロックバンド・Mr.Childrenの1作目の配信限定シングル曲。
映画『私は貝になりたい』の2008年版において主題歌として起用された楽曲で、命のはかなさをイメージさせる幻想的なアレンジが美しいですよね。
いくら伝えても足りない感謝の言葉や、もう言えなくなってしまった別れの言葉も、同曲を流すことで代弁してくれるのではないでしょうか。
いつかまた会えるというメッセージが気持ちを前向きにさせてくれる、思わず涙があふれてしまうナンバーです。
(星野貴史)
いい日旅立ち山口百恵
1970年代の歌謡曲シーンにおいてもっともレコードを売り上げた歌手でありながら、人気絶頂期に引退してしまった伝説的なシンガー・山口百恵さんの24作目のシングル曲。
日本国有鉄道による旅行誘致キャンペーンのために制作された楽曲で、累計売り上げでミリオンセラーを達成している、山口百恵さん最大のヒット曲です。
哀愁を感じさせる歌詞やメロディーは、お葬式という特別な空間でより涙を誘うかもしれませんね。
残された人たちとの思い出を胸に旅立つ日を彩ってくれる、誰もが知る往年の名曲です。
(星野貴史)
蕾コブクロ
『桜』や『永遠にともに』など、心を揺さぶるメッセージの楽曲でファンを魅了している音楽デュオ・コブクロの14作目のシングル曲。
テレビドラマ『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』の主題歌として書き下ろされた楽曲で、メンバーである小渕健太郎さんが亡き母を思って書いたという歌詞が切ないですよね。
自分がいなくなった後も時々でいいから思い出してほしいという気持ちは、多くの故人にとって本心なのではないでしょうか。
残される人たちの思いが描かれた、お葬式を思い出で彩ってくれるナンバーです。
(星野貴史)